11月の写真部から
2012年 12月 22日大村祐里子さんのとても素敵な個展と楽しいギャラリートークを満喫させて頂きました。
そのまま大村さんがスペシャルゲストで写真部にも参加して下さるということで
やはりここは、なかなかどこにもないであろう、我が写真部らしさを見てもらおうと
コテコテな課題がいいなと思って
写真部恒例「擬人化シリーズ 果物・野菜編」でお迎えでした。
終わってみれば、この課題にいつも大活躍なこの方、
光藤さん無双の回でした(笑
野菜会議の図。
この右上のプチトマトが議長さんで、
会議終了後「ご苦労さん」とブロッコリーさんの肩を叩く図。
何気に裏設定があって、左にチラリと写ってるニンニクさんは
ブロッコリーさんの事を好きで、やきもきしながら遠くから見てるんですって(笑
それを踏まえて1枚目を見ると、ブロッコリーさんのそばにニンニクさんが!
適当に並べてないんですね〜これが。
じゃがいもさん、書記だしw
まだまだありますよ。
たまねぎじいさんの図。
何とも言えないほっこりとしたたたずまいですね。
同じたまねぎでも、こんなのもあります。
「只今ヘアカット中」
豪快に切りまくって斬新な髪型になってるような。
ホントに光藤さんの独特の視点で構成される世界は見るたびに幸せな気分になります。
pieniで個展して欲しいなぁとずっと希望してます。
同じたまねぎでも、石原さんは艶かしい女性をイメージして。
ネットが網タイツのように見えて来ます(笑
そうなんですよね、光藤さんの写真が魅力的すぎて、
つい演出すること前提に誤解しがちですが
この課題の本質は、たまねぎはたまねぎと当たり前のように受け止めて撮るんじゃなくて
○○みたいだなって、自分の想いを重ねる事で写真に息を吹き込んで欲しいという事なのです。
わかりやすく例としてたまには私のもあげましょうか。
バナナがEXILEに見えたので。
ただのバナナも何だか生き生きと見えませんか?
あ、私だけ?
いいんです、伝えようとする何かを写真に込められたら。
そういう意味で野口さんのこの柿の写真が凄く好きです。
「おネエな柿」
つやつやしたこの柿、平核無柿と言いまして、
つまり“種がない”わけですよ、わかりますね(笑
しかも普通の柿に比べて丸くなく、四角いあたりが女性的ではなくて
実に深いチョイスです。
野口さん、最後にもう1枚。
「林檎殺人事件」
反応に世代が分かれそうですねー(笑
わかる世代には右上にちゃっかり転がされてるものの意味もわかりますね?
by 部長代理
by shashinbako
| 2012-12-22 09:34
| つれづれ